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【飯山由貴「installation plan」】
 開催期間:2011年12月19日(月)〜12月24日(土)
12:00〜19:30 *火曜休廊

関連イヴェント
●オープニングパーティー 12月19日(月)17:00~
●トークイヴェント「連日トーク」全5回 会期中18:00~毎日開催   
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<展覧会概要>
女子美術大学芸術学部芸術表象研究室助手 沼下桂子による同大学卒業の若手作家・飯山由貴の企画個展。

前3週間の【北澤憲明+足立元 企画 「作品は、ここにあった。ー現代アートの考古学」】においてソースとなった飯山由貴のインスタレーションを再現と、エスキースやスクラップブック等の制作資料を併せて展示する。

飯山由貴は2011年女子美術大学芸術学部絵画学科洋画専攻を卒業(優秀作品賞)。同年7月に昭和16年から昭和28年にかける飛行機のスクラップブックをもとにしたインスタレーションでアートアワードトウキョウ丸の内にノミネートされた。現在は東京藝術大学大学院に在籍し、作家活動を続けている。

人間の記憶の種類に「展望的記憶」という将来の計画、予定に関するものがある。
「通勤途中に手紙をだそう」と計画していたことを、実際にポストを見かけた時にタイミング良く思い出す-投函することは覚えていても手紙そのものを忘れた事に気がつく-ということは誰しもあるだろう。
飯山がインスタレーションを制作するとき、場所や条件によってこの行動予定をタイミング良く思い出すポイントがその度に変化する。その為、飯山のインスタレーションはその度に更新され、同じ会場であっても同じものができあがる事はない。

本展を通して、鑑賞者は飯山の「展望的記憶」とそれにまつわる思考回路を想像し、また自身のそれを再考することとなるだろう。


<企画>
沼下桂子 NUMASHITA Keiko
1980 東京都出身
2004 跡見学園女子大学文学部美学美術史学科卒業
2007 女子美術大学大学院美術研究科修士課程芸術文化専攻芸術表象研究領域修了
2009~2010 女子美術大学大学院GPプログラム「表現空間創出による高度人材育成と職域開発」リサーチ・アシスタント
現在 女子美術大学芸術学部美術学科芸術表象専攻 専任助手

2009 論文「美術館と現代美術作家ー日本における草間彌生の評価を通して考察する」/『女子美術大学研究紀要第39号』
他 書籍制作編集、展示アシスタントなど多数
<アーティスト>
飯山由貴 IIYAMA Yuki
1988 神奈川県に生まれる
2011 女子美術大学芸術学部絵画学科洋画専攻卒業(優秀作品賞)
現在 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程 在籍

2007 ユィット/huit 展 /KEY Gallery & 青樺画廊(東京)
2011 女子美スタイル・最前線 JOSHIBI Degree Show 2010/Bankart gallery NYK(神奈川)
2011 アートアワードトーキョー丸の内 2011/行幸地下ギャラリー(東京)
2011 芸大・台東・墨田観光アートプロジェクト 隅田川新名所物語2011/墨田公園リバーサイドギャラリー(東京)
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