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【北澤憲明+足立元 企画
作品は、ここにあった。ー現代アートの考古学】

 開催期間:2011年12月1日(木)〜12月17日(土)
12:00〜19:30 *火曜休廊


●オープニングパーティー
12月1日(木)17:00~
●トークイヴェント
12/03(土) 17:00ー 福住廉×飯山由貴
12/10(土) 17:00ー 北澤憲昭×大沢拓也 
12/17(土) 17:00ー 暮沢剛巳×足立元


<展覧会概要>
美術史家、美術評論家・北澤憲昭(女子美術大学芸術学部美術学科芸術表象専攻教授)と、気鋭の日本美術史研究者・足立元による企画展。

70年代に一般化した"インスタレーション"は、それまでの美術史研究に1つの限界をもたらした。 従来の美術史は作家が遺した作品について研究・記述するものであったが、場所や空間全体を作品として体験させる一時的で場所固有なインスタレーションはモノのかたちでは遺らないからだ。

本展は非公開で行われる飯山由貴のインスタレーションの残片と、4人の美術評論家・美術史家(北澤憲昭、足立元、暮沢剛巳、福住廉)による文書、写真、動画などの諸記録、及び関連する情報メディアにより構成される。

発表されなかったインスタレーションの作家本人以外の者の手による記録のみを公開する、はたしてそのインスタレーション作品は本当に"不在"なのだろうか?

美術史研究について捉えなおす契機をもたらすこと、さらには「作品」記録や研究と相関的に成り立つものであることを示す企てである。

北澤憲昭氏による展覧会解説はこちら

<展示方法>
展示は次の4つの要素で成り立つ。
① インスタレーションの残骸
② ①の記述文+スティール写真のセット
③ ①の記録ムーヴィー
④ 同展関連のウェブサイト
URL:http://artworkwashere.blogspot.com/
twitter:「作品は、ここにあった。」(@artworkwashere)
このうち記述文はパネルにして展示し、それとスティールを並置する。スティールは小さなモニター(ipad)によってスライドショウ形式で見せる。ウェブサイトについては、たとえば(a)記述+スティールを掲載するウェブマガジン、(b)作家によるインスタレーションのテーマにかかわる諸情報、(c)当該展覧会のための特設ツイッターなどを想定している。



<美術批評>
北澤憲昭 KITAZAWA Noriaki (美術史家、美術評論家)
女子美術大学芸術学部美術学科芸術表象専攻教授。1978年より美術批評の執筆を開始。主な著書に『眼の神殿−「美術」受容史ノート』(美術出版社、1989/、ブリュッケ、2010)など。展覧会企画に「アルス・ノーヴァー現代美術と工芸のはざまに」展(2004、東京都現代美術館)など。

足立元 ADACHI Gen (美術史家)
女子美術大学・武蔵野美術大学などで非常勤講師を務める。2010年より日本学術振興会特別研究員PD。東京藝術大学大学院博士課程修了。主な著作に、博士論文『近代日本の前衛芸術と社会思想』(2008)、『前衛の遺伝子』(ブリュッケ、2012年初頭刊行予定)など。

暮沢剛巳 KURESAWA Takemi (美術評論家)
東京工科大学デザイン学部准教授。女子美術大学芸術学部美術学科芸術表象専攻非常勤講師。美術、建築、デザイン、サブカルチャーなど、幅広く執筆活動を行う。主な著書に『「風景」という虚構―美術/建築/戦争から考える』(ブリュッケ、2005)、『現代美術のキーワード 100』(ちくま新書、2009/台湾版『當代藝術關鍵詞 100』蔡青雯訳、麥田出版田出版、2011)など。

福住廉 FUKUZUMI Ren (美術評論家)
女子美術大学芸術学部美術学科芸術表象専攻非常勤講師・東京藝術大学大学院非常勤講師、Bank ARTスクールで講師を務める他、2005年より東京のギャラリーマキにて連続企画展「21世紀の限界美術廊」のキュレーションを手がけている。主な著書に『今日の限界芸術』(Bank ART 1929、2008)など。

<アーティスト>
飯山由貴 IIYAMA Yuki
女子美術大学芸術学部絵画学科洋画専攻卒業(優秀作品賞)。現在、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻在籍。日本の大正から昭和初にかけてのスクラップブックをもとにした作品を多様なメディアで発表している。主な展覧会に「アートアワードトウキョウ丸の内」(2011)など。
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